赤ちゃんのお世話をしていると、
「鼻くそが詰まってるけど、取ったほうがいい?」
「綿棒を使っても大丈夫?」
「奥のほうにある鼻くそはどうしたらいい?」
と気になることがありますよね👶🏻👃🏻
赤ちゃんは鼻呼吸が中心なので、鼻が詰まっていると苦しそうに見えて心配になることも。
でも、鼻くそを見つけたら何でも取らなければいけないわけではありません。
今回は、赤ちゃんの鼻のお手入れについて、どんなときに取ればいいのか、綿棒を使うときの注意点、無理に取らなくてもいいケースなどを助産師目線で解説します。
赤ちゃんの鼻くそ、全部取らなくても大丈夫
まず覚えておいてほしいのが、
鼻の奥にある鼻くそを、無理に取ろうとしなくても大丈夫ということ。
赤ちゃんの鼻の穴は小さく、鼻の中も大人に比べて狭いため、奥まで綿棒を入れて取ろうとすると、粘膜を傷つけてしまうことがあります。
また、赤ちゃんはくしゃみなどで鼻の中のものを自然に外へ出すこともあります。
「見えていないけど、奥にありそう……」
という程度なら、無理に探して取ろうとせず、まずは様子を見てOKです😊
取るなら「見えているところ」をやさしく
鼻の入り口付近に鼻くそが見えていて、簡単に取れそうなら、やさしくお手入れしてあげましょう。
おすすめは、綿棒などで鼻の穴の入り口付近をくるっとなでるように取る方法。
ここで大切なのは、
「鼻の奥まで入れない」こと。
綿棒を奥へ押し込んで、鼻くそを探す必要はありません。
赤ちゃんが急に動くこともあるので、無理なく見える範囲だけにしましょう。
お風呂上がりは鼻くそが取れやすいことも
鼻くそが乾いて固まっていると、無理に取ろうとしてしまいがち。
そんなときは、お風呂上がりなど、鼻の中が少ししっとりしているタイミングにお手入れすると、自然に取れやすくなることがあります🛁
固くくっついているものを無理に引っ張るのではなく、柔らかくなってから、入り口付近をやさしく拭うイメージで。
「取れないからもっと奥まで……」はNGです🙅🏻♀️
鼻くそを無理に取らないほうがいい理由
「鼻くそがある=取らなきゃ」と思ってしまいますが、無理に取ろうとする必要はありません。
赤ちゃんの鼻の粘膜はデリケート。
綿棒などを奥まで入れることで、粘膜を傷つけたり、鼻血の原因になったりすることがあります。
また、鼻の中にあるものを無理に取ろうとすること自体が、赤ちゃんにとって大きな負担になることも。
見える・簡単に取れる範囲だけ。
これくらいの気持ちで大丈夫です👌🏻
鼻が詰まって苦しそうなときは?
鼻くそが見えているだけなら、無理に取らなくても問題ないことが多いですが、
- 鼻が詰まって苦しそう
- 授乳しづらそう
- 呼吸が苦しそう
- 鼻水がたくさん出ている
- 鼻詰まりが続いている
などの場合は、単なる鼻くそではなく、鼻水や風邪などが原因になっている可能性もあります。
特に赤ちゃんは鼻呼吸が中心なので、鼻詰まりによって授乳がうまくできない、呼吸が苦しそうなどの様子があれば、小児科などに相談しましょう。
「鼻くそを取れば大丈夫かな?」と無理にお手入れを続けるより、赤ちゃんの全身状態を見ることが大切です。
鼻吸い器は必要?
赤ちゃんの鼻水が多いときには、鼻吸い器を使うこともあります。
ただし、鼻くそを取るために毎回鼻吸い器を使う必要はありません。
鼻水が多くて苦しそう、授乳しづらそうなどの場合に、赤ちゃんの状態に合わせて使用を検討しましょう。
鼻吸い器を使う場合も、強く吸いすぎたり、何度も繰り返したりしないよう、製品の使用方法を確認してくださいね。
こんなときは受診を
鼻のお手入れをしていて、次のような症状がある場合は医療機関へ相談しましょう。
- 呼吸が苦しそう
- 授乳ができない・飲みが悪い
- 鼻詰まりが強く続いている
- 鼻血が続く
- 鼻の中を傷つけてしまった
- 鼻水の状態や赤ちゃんの様子がいつもと違う
- 片側だけ鼻水や臭いが続く
特に、鼻に何か異物を入れてしまった場合は、無理に自宅で取ろうとせず医療機関へ相談しましょう。日本小児科学会も、鼻の異物は無理に自宅で除去しないよう案内しています。
助産師からのひとこと👩⚕️
赤ちゃんの鼻くそを見つけると、
「取らなきゃ!」
と思ってしまいますよね😂
でも、赤ちゃんの鼻はとっても小さいので、奥まで無理に取ろうとしなくて大丈夫。
鼻の入り口に見えていて、簡単に取れそうなものだけ、綿棒などでくるっと優しく。
奥にあるものは、赤ちゃんのくしゃみなどで自然に出てくることもあります。
そして何より、
「取れない=もっと奥まで!」はしないこと。
鼻のお手入れは、赤ちゃんが苦しそうでないなら、必要以上に頑張らなくても大丈夫です😊👃🏻🩷
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