出産を終えて、赤ちゃんとの入院生活にも少しずつ慣れてきた頃。
「もうすぐ退院だけど、何を聞いておけばいい?」
「退院してから困らないかな…」
「入院中にやっておいたほうがいいことってある?」
そんな不安を感じる方もいるのではないでしょうか👶🏻
入院中は、助産師や看護師に気軽に相談できる貴重な期間です。
退院してから「聞いておけばよかった…!」とならないためにも、気になることは入院中に確認しておきましょう☺️
今回は、産後の入院中に聞いておきたいこと・やっておきたいことを、助産師の視点からまとめて紹介します👩⚕️✨
※入院中の指導内容や退院後の受診先などは、施設や地域によって異なります。
授乳について聞いておく
退院後に困りやすいことの一つが、授乳です🍼
入院中に、
・授乳の姿勢や抱き方
・赤ちゃんのくわえさせ方
・授乳のタイミング
・授乳回数の目安
・ミルクを追加する場合の方法
・授乳後の赤ちゃんの様子
・母乳が足りているかの確認方法
などを聞いておきましょう。
「授乳が痛い」
「赤ちゃんがうまく吸ってくれない」
「どのくらい飲めているかわからない」
などの悩みも、遠慮せず相談してください。
授乳は、ママも赤ちゃんも初めてのこと。
最初から上手にできなくても当たり前です🌷
赤ちゃんのお世話をもう一度練習する
退院すると、赤ちゃんのお世話をする機会が一気に増えます👶🏻
入院中に、
・おむつ交換
・着替え
・抱っこ
・授乳
・ミルク
・沐浴
・へその緒のケア
など、まだ自信がないものがあれば、もう一度練習させてもらいましょう。
「一回教えてもらったけど忘れちゃった…」
という場合も大丈夫です☺️
わからないまま退院するより、もう一度確認しておくと安心ですよ。
赤ちゃんの体重について確認する
赤ちゃんは出生後、一時的に体重が減ることがあります。
そのため、
「出生時からどのくらい体重が変化した?」
「この体重の減り方は問題ない?」
「退院後はどのくらいの頻度で体重を確認する?」
などを聞いておくと安心です⚖️
体重だけではなく、授乳やおしっこ・うんち、赤ちゃんの元気さなども合わせて判断します。
退院後に気になることがあった場合の相談先も確認しておきましょう。
黄疸について聞いておく
新生児期には黄疸がみられることがあります👶🏻
退院前に、
「今の黄疸はどのくらい?」
「家に帰ってから、どんな変化に注意したらいい?」
「黄色みが強くなったらどこに相談する?」
などを確認しておくと安心です。
赤ちゃんの顔色や皮膚の色で気になることがあれば、退院前にスタッフに見てもらいましょう。
おへそのケアを確認する
へその緒がまだ残っている場合は、退院後のお手入れ方法を確認しておきましょう。
「お風呂のあとはどうする?」
「消毒は必要?」
「出血したらどうする?」
「赤くなったらどうする?」
など、施設で教えてもらった方法を確認しておくと安心です🌿
ママの悪露について確認する
赤ちゃんのことだけでなく、ママ自身の身体についても聞いておきましょう。
特に確認しておきたいのが「悪露」です。
退院後もしばらく悪露は続きます。
色や量は少しずつ変化していきますが、
「このくらいの量なら大丈夫?」
「血の塊が出たらどうする?」
「どんな出血なら病院に連絡する?」
などを聞いておくと安心です。
「産後の『悪露』って何?量・色・期間と受診の目安を助産師が解説」でも詳しく解説しています👇
会陰部や傷の痛みについて相談する
経腟分娩では会陰切開や会陰裂傷、帝王切開では手術創がある場合があります。
退院後も痛みが続くことがあるため、
「この痛みはいつ頃まで続く?」
「痛み止めはどう使う?」
「傷はどうケアする?」
「どんな状態なら受診したほうがいい?」
などを確認しておきましょう。
痛みを我慢しすぎず、退院前に相談しておくことが大切です🌷
お風呂やシャワーについて確認する
退院後のお風呂についても確認しておきましょう🛁
特に、
・ママはいつから湯船に入れる?
・赤ちゃんはどうやってお風呂に入れる?
・沐浴はいつまで?
・へその緒が取れる前のお風呂は?
などは、退院後すぐに気になるポイントです。
施設から説明を受けた内容を、自宅でも実践できるように確認しておきましょう。
退院後、どこに連絡すればいいか確認する
これ、個人的にかなり大事だと思っています📞
退院後に、
「赤ちゃんのことで気になることがある」
「授乳がうまくいかない」
「出血が増えた」
「熱が出た」
など、困ったことが起こる可能性があります。
そんなとき、
「どこに電話すればいい?」
を知っておくと安心です。
産婦人科の連絡先や、夜間・休日の相談先などを確認しておきましょう。
スマホに登録しておくのもおすすめです📱✨
次の健診の日程を確認する
退院後には、ママと赤ちゃんそれぞれに健診があります。
退院前に、
・次の健診はいつ?
・どこで受ける?
・予約は必要?
・持ち物は何?
・赤ちゃんの健診とママの健診は同じ日?
などを確認しておきましょう。
「退院してから予約しよう」と思って忘れてしまうこともあるので、退院前に確認できると安心です☺️
産後の生活について相談する
退院すると、赤ちゃんのお世話だけでなく、家事もあります。
でも、産後すぐのママはまだ身体が回復途中。
「家事はどこまでしていい?」
「重いものを持っても大丈夫?」
「どのくらい休んだほうがいい?」
など、生活面で気になることがあれば相談してみましょう。
退院後は、できるだけ周りの人にも協力してもらいながら、ママの身体を休めることが大切です🌿
「こんなこと聞いていい?」と思うことほど聞いてみる
入院中、よくあるのが、
「こんなこと聞いていいのかな?」
と遠慮してしまうこと。
でも、
「赤ちゃんが寝すぎている気がする」
「授乳がうまくいかない」
「おっぱいが痛い」
「悪露が気になる」
「傷が痛い」
「退院するのがちょっと怖い」
など、どんなことでも大丈夫です。
助産師は、赤ちゃんのことだけでなく、ママの身体や気持ちについても一緒に考える仕事です👩⚕️
不安なことは、一人で抱え込まずに相談してくださいね。
退院前チェックリスト
最後に、退院前に確認しておきたいことをまとめます👇
☑ 授乳の方法
☑ ミルクの追加方法
☑ 赤ちゃんのおむつ交換
☑ 沐浴
☑ へその緒のケア
☑ 赤ちゃんの体重
☑ 黄疸について
☑ ママの悪露
☑ 会陰部や傷の痛み
☑ 退院後のお風呂
☑ ママの生活について
☑ 赤ちゃんに何かあったときの相談先
☑ ママに何かあったときの相談先
☑ 次回の健診日・受診先
全部完璧に覚えなくても大丈夫です。
「わからないことがわからない」という状態でも、助産師に相談しながら一つずつ確認していきましょう☺️💕
まとめ
産後の入院中は、ママと赤ちゃんが退院後の生活に向けて準備する大切な期間です。
特に、
・授乳
・赤ちゃんのお世話
・黄疸や体重
・へその緒のケア
・悪露や傷の状態
・退院後の生活
・困ったときの相談先
・次回の健診
については、退院前に確認しておくと安心です🌷
そして一番大切なのは、「わからないことや不安なことを、遠慮せず聞くこと」。
退院したら助産師がすぐそばにいるわけではないからこそ、入院中はたくさん頼ってくださいね👩⚕️💕
出産後の入院生活は、身体を休めながら赤ちゃんとの生活を少しずつ練習する期間。
完璧にできなくても大丈夫です。
退院後も、周りの人や医療機関、地域のサポートを頼りながら、少しずつ赤ちゃんとの生活に慣れていきましょう☺️🌿
産後の入院生活シリーズ
① 出産後の入院生活ってどんな感じ?入院日数やスケジュールを助産師が解説
② 出産後1日目は何をする?ママの体と赤ちゃんの様子を助産師が解説
③ 産後の授乳はいつから?授乳回数や母乳が出るまでを助産師が解説
④ 産後の「悪露」って何?量・色・期間と受診の目安を助産師が解説
⑤ 産後の入院中、赤ちゃんには何をする?検査・沐浴・体重測定を助産師が解説
⑥ 母子同室ってどんな感じ?メリット・大変なことを助産師が解説
⑦ 退院前に何をする?産後の診察・赤ちゃんの診察・退院指導を助産師が解説

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