退院後、
「赤ちゃんが吐いちゃったんですけど大丈夫ですか?」
という相談は本当によくあります。
初めて見ると、とてもびっくりしますよね。
でも、新生児は吐き戻ししやすい時期なので、心配しなくて大丈夫なことも多いです。
今回は、助産師の視点から吐き戻しについてわかりやすくご紹介します。
新生児は吐き戻ししやすい理由
赤ちゃんの胃は、大人とは形が違います。
胃の入り口がゆるく、まだ発達途中のため、飲んだ母乳やミルクが逆流しやすい構造になっています。
そのため、新生児期に少し吐き戻すことは珍しいことではありません。
少量の吐き戻しなら心配ないことがほとんど
病棟でも、
「吐いちゃいました!」
と心配されるご家族はたくさんいます。
でも、
・少量の吐き戻し
・授乳後に少し口からたらっと出る
・機嫌が良い
・おっぱいやミルクが飲める
・体重が順調に増えている
このような場合は、様子を見て大丈夫なことがほとんどです。
吐き戻しを減らすための工夫
授乳後は、
・しばらく縦抱きをする
・ゲップを2〜3分ほど試してみる
・寝かせる時は顔を横向きにする
などを意識すると安心です。
ゲップが出なかったからといって、必ず吐き戻すわけではありません。
無理に長時間ゲップを続ける必要もありませんよ。
「全部吐いた!」と思っても…
ママから、
「全部出ちゃいました…」
という声を聞くことがあります。
でも実際には、見た目より吐いている量は少ないことがほとんどです。
赤ちゃんは少量でも広がるため、「全部出たように見える」ことも珍しくありません。
その後も機嫌良く過ごせていれば、心配しすぎなくて大丈夫です。
こんな時は受診しましょう
次のような場合は、小児科へ相談してください。
・噴水のように勢いよく何度も吐く
・緑色のものを吐く
・ぐったりしている
・おっぱいやミルクが飲めない
・おしっこが少ない
このような症状がある場合は、早めの受診が必要です。
助産師として伝えたいこと
病棟でも、吐き戻しを見ると不安になってしまうご家族は本当にたくさんいます。
でも、新生児の吐き戻しは珍しいことではありません。
吐いたことだけを見るのではなく、
「その後の赤ちゃんの様子」
を見ることがとても大切です。
機嫌が良く、しっかり飲めているようであれば、落ち着いて様子を見てあげてくださいね😊
まとめ
新生児は胃の構造上、吐き戻ししやすい時期です。
・少量の吐き戻しはよくあること
・授乳後は少し縦抱きをすると安心
・見た目ほど大量に吐いていないことが多い
・機嫌や飲み、おしっこなど全身の様子を見ることが大切
・噴水状の嘔吐やぐったりしている時は受診する
初めての吐き戻しは驚いてしまいますが、多くは成長とともに少しずつ落ち着いていきます。
心配な時は、一人で悩まず産院や小児科へ相談してくださいね。
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