出産予定日を過ぎたらどうなる?妊娠週数・正期産・過期産を助産師が解説🍀

妊娠・出産

「予定日なのに、まだ生まれない……😢」

「予定日を過ぎたけど、赤ちゃん大丈夫かな?」

「周りから『まだ?』って聞かれるのがつらい……」

出産予定日が近づくと、こんな不安を感じる妊婦さんは少なくありません。

特に、初めての妊娠だと

「予定日ぴったりに生まれるもの」

と思っている方もいるかもしれません。

でも実は、出産予定日は「この日に必ず生まれる日」ではありません🙆‍♀️

今回は助産師9年目の私が、妊娠週数の数え方や正期産・過期産の定義、予定日を過ぎた場合のお産の流れについて解説します👩‍⚕️✨

📅 そもそも「妊娠〇週」ってどうやって数えるの?

まずは妊娠週数について。

妊娠週数は、基本的に**最終月経の初日を「妊娠0週0日」**として数えます。

つまり、

妊娠0週0日

妊娠1週

妊娠2週

……
妊娠40週0日

と進んでいきます。

「え?妊娠したのはもっと後じゃないの?」

と思いますよね😂

実際の受精・着床は、妊娠2週頃以降に起こるため、妊娠週数の数え方と「実際に赤ちゃんができた時期」には少しズレがあります。

そして、妊娠40週0日が出産予定日です👶🌸

🍼 出産予定日は「40週0日」

出産予定日は、

妊娠40週0日

に設定されます。

ただし、これは

❌ 40週0日に必ず生まれる

という意味ではありません。

あくまで、

「この頃に赤ちゃんが生まれると考えられる日」

という目安です。

予定日より前に生まれる赤ちゃんもいれば、予定日を過ぎて生まれる赤ちゃんもいます。

実際のお産は、予定日ぴったりに集中しているわけではありません👶

だから、

予定日を過ぎた=すぐに異常!

ということではないんです🙆‍♀️

🌿 正期産って何週から何週まで?

妊娠37週0日〜41週6日までに生まれることを、

正期産

といいます。

つまり、

👶 37週 → 正期産
👶 38週 → 正期産
👶 39週 → 正期産
👶 40週 → 正期産
👶 41週 → 正期産

です。

「37週で生まれたら早いんじゃない?」

と思うかもしれませんが、37週0日以降は正期産の範囲に入ります。

一方、妊娠37週未満で生まれると早産です。

⏰ 42週0日以降は「過期産」

では、予定日を過ぎたらすぐに「過期産」なのでしょうか?

実は違います。

**妊娠42週0日以降の出産を「過期産」**といいます。

つまり、

40週0日 → 出産予定日
41週 → まだ正期産の範囲
42週0日以降 → 過期産

ということです。

なので、

「予定日を過ぎた=過期産」ではありません☝️

予定日を過ぎていても、41週までは正期産の範囲なんです。

🤔 じゃあ、予定日を過ぎたら何をするの?

ここが気になるところですよね。

予定日を過ぎると、妊婦健診などでママと赤ちゃんの状態をより丁寧に確認していきます👩‍⚕️

たとえば、

👶 赤ちゃんの心拍
🤰 子宮の状態
💧 羊水量
👶 赤ちゃんの大きさや状態
❤️ 胎動の様子

などを確認します。

そして、

「このまま自然に陣痛が来るのを待つのか」

「いつまで待つのか」

「誘発分娩をするのか」

などを、ママと赤ちゃんの状態を見ながら考えていきます。

🩺 予定日を過ぎると、なぜ誘発分娩を考えるの?

「赤ちゃんが元気なら、42週までずっと待ってもいいんじゃない?」

と思う方もいるかもしれません。

でも、妊娠週数が進んでいくと、胎盤の機能が徐々に変化していくため、妊娠を長く続けることによるリスクも考える必要があります。

胎盤は、ママから赤ちゃんへ酸素や栄養を届ける大切な器官です。

そのため、妊娠後期には胎盤の状態や赤ちゃんの状態を確認しながら、

「赤ちゃんがお腹の中にいるメリット」と「外に出してあげるメリット」

を考えていきます。

施設によって方針は異なりますが、42週まで自然に待つ施設は多くありません。

妊娠40週半ば頃〜41週頃になると、誘発分娩の日程を相談して予定を組むこともあります。

💉 誘発分娩ってどうやってするの?

誘発分娩とは、自然に陣痛が始まるのを待つのではなく、薬剤などを使って分娩を開始させる方法です。

ただし、誘発分娩の方法は、

・子宮口がどのくらい開いているか
・子宮口が柔らかくなっているか
・赤ちゃんがどのくらい下がっているか
・ママと赤ちゃんの状態

などによって変わります。

子宮口がまだ準備できていない場合には、まず子宮口を開きやすくする処置から始めることもあります。

その後、必要に応じて陣痛を促す薬を使用します💉

「予定日を過ぎたから、いきなり陣痛促進剤!」

というわけではないんです🙆‍♀️

😭 予定日を過ぎると焦るママはたくさんいます

ここは助産師として、ぜひ伝えたいこと。

妊娠37週で生まれる赤ちゃんと、40週・41週で生まれる赤ちゃん。

数字だけ見ると、

「1ヶ月も違う!」

と感じますよね。

だから、予定日が近づくと、

「まだかな……」

「赤ちゃん大丈夫かな……」

「もう出てきてほしい……」

と焦ってしまうママもたくさんいます。

そして、予定日を過ぎるとさらに、

「まだ生まれないの?」

と家族や周りの人から聞かれることもあります。

助産師として、こういう場面をたくさん見てきました。

🥹 「まだ?」と言われるのがつらいこともあります

赤ちゃんを楽しみにしてくれているからこそ、

「まだ?」

「予定日過ぎたね!」

「赤ちゃんどうなってるの?」

と聞いているのだと思います。

でも、予定日を過ぎた本人は、

一番「まだかな?」って思っています。

毎日身体が重くて、眠れなくて、胎動を気にして、

「今日こそ陣痛くるかな?」

と待っている。

そんな中で何度も

「まだ?」

と聞かれると、プレッシャーになってしまうことがあります😢

家族や周りの方には、

「赤ちゃんとママのタイミングを待ってあげる」

という気持ちでいてもらえると嬉しいです🌿

「楽しみにしてるよ」

「いつでも連絡してね」

「ゆっくり待ってるよ」

くらいの言葉のほうが、きっとママの安心につながります☺️💕

👶 赤ちゃんはママと赤ちゃんのペースで生まれてくる

出産予定日は、あくまでも予定日。

予定日を過ぎたからといって、ママが何か悪いわけでもありません。

赤ちゃんがまだお腹の中にいたいのかもしれないし、

身体がお産の準備をしている途中なのかもしれません。

もちろん、妊娠週数が進めばママと赤ちゃんの状態をしっかり確認する必要があります。

でも、健診で赤ちゃんが元気で、

「もう少し待ちましょう」

と言われているのであれば、

焦らず、その日を待って大丈夫です😊

そして、必要なタイミングになれば、医療者と相談しながら誘発分娩などの方法を選択していきます。

🌸 出産予定日は「締め切り」ではありません

予定日をカレンダーに書いて、

「この日に赤ちゃんに会える!」

と楽しみにしていた方も多いと思います。

でも、予定日は赤ちゃんが生まれる締め切り日ではありません。

予定日前に生まれることもあれば、予定日を過ぎてから生まれることもあります。

大切なのは、

予定日そのものよりも、ママと赤ちゃんが安全に出産を迎えられること。

予定日を過ぎても、赤ちゃんの状態を確認しながら適切なタイミングを一緒に考えていきます👩‍⚕️👶

だから、予定日を過ぎたママへ。

焦らなくて大丈夫。

赤ちゃんとママのペースで、会える日を待ちましょう🌸

そして周りのご家族も、

「まだ?」ではなく「楽しみに待ってるよ☺️」

と見守ってあげてくださいね。

赤ちゃんに会えるその瞬間まで、ママも赤ちゃんも一緒に頑張っています👶🤰💕

💕 まとめ

今回のポイントをまとめます。

・妊娠40週0日が出産予定日
・37週0日〜41週6日が正期産
・37週未満は早産
・42週0日以降は過期産
・予定日を過ぎても、すぐに異常というわけではない
・予定日を過ぎるとママと赤ちゃんの状態をより丁寧に確認する
・施設によっては40週半ば〜41週頃に誘発分娩の予定を組むことがある
・予定日を過ぎても、赤ちゃんとママのペースで生まれてくる

出産予定日は、あくまで「予定」。

赤ちゃんに会える日は、誰にも正確には分かりません👶💕

だからこそ、

「まだかな?」ではなく「もうすぐ会えるね」

という気持ちで、赤ちゃんとママを見守ってもらえたら嬉しいです🌿

このシリーズを読んでくださった方が、少しでもお産について知ることができ、

「出産ってこういう流れなんだ!」

「助産師さんってこんなところまで見てるんだ!」

と思ってもらえたら嬉しいです😊

出産を迎えるすべてのママが、安心してその日を迎えられますように🌸

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