赤ちゃんが突然、
「ビクッ!」
と両手を広げる様子を見て、
「びっくりした!大丈夫?」
と心配になったことはありませんか?
実はこれは、新生児ならではの「原始反射(げんしはんしゃ)」と呼ばれる正常な反応です。
今回は、助産師の視点から新生児反射についてわかりやすくご紹介します。
新生児反射って何?
新生児反射(原始反射)とは、生まれたばかりの赤ちゃんに備わっている、生まれつきの反射のことです。
脳や神経が正常に働いている証でもあり、赤ちゃんが成長するうえで大切な反応です。
成長とともに脳が発達すると、自然と見られなくなっていきます。
モロー反射って何?
病棟でも一番よく聞かれるのが、
「急にビクッとするんですけど大丈夫ですか?」
という質問です。
これは「モロー反射」と呼ばれる正常な反射です。
大きな音や体勢の変化などをきっかけに、
・両手をパッと広げる
・そのあと抱きつくように腕を戻す
という動きをします。
初めて見ると驚きますが、多くの赤ちゃんにみられる反応なので心配はいりません。
ほかにもこんな反射があります
モロー反射以外にも、新生児にはさまざまな反射があります。
探索反射
ほっぺや口元に触れると、刺激された方へ顔を向けておっぱいを探す反射です。
吸啜反射
口に乳首や指が触れると、吸い付く反射です。
母乳やミルクを飲むために欠かせない大切な反応です。
把握反射
赤ちゃんの手のひらに指を入れると、ギュッと握ってくれます。
小さな手で握り返してくれる姿は、新生児期ならではのかわいらしい反応のひとつです。
いつまで見られるの?
原始反射はずっと続くものではありません。
反射の種類によって違いますが、多くは生後3〜6か月頃までに自然と消えていきます。
これは、赤ちゃんの脳が発達し、自分の意思で体を動かせるようになるためです。
こんな時は相談しましょう
原始反射は正常な反応ですが、
・左右で反応が大きく違う
・まったく反応が見られない
・成長しても長く続いている
など、気になることがあれば小児科へ相談しましょう。
助産師として伝えたいこと
新生児反射は、生まれたばかりの赤ちゃんだからこそ見られる特別な反応です。
最初は驚くこともありますが、「元気に育っている証なんだな」と思って見てもらえると嬉しいです。
そして、これらの反射は成長とともに少しずつ見られなくなります。
今しか見られない新生児ならではの姿なので、ぜひ動画や写真に残してみてくださいね😊
まとめ
新生児反射は、生まれつき備わっている正常な反応です。
特にモロー反射は、
とよく相談されますが、多くの場合は心配ありません。
「ビクッとして大丈夫?」
今しか見られない赤ちゃんのかわいらしい反応を楽しみながら、成長を見守ってあげてくださいね。
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