助産師として病棟で働いていると、新生児について様々な質問をいただきます。
今回は、退院前によく聞かれる質問をまとめました。
これから赤ちゃんを迎える方も、退院後の参考になれば嬉しいです。
しゃっくりって大丈夫ですか?
新生児のしゃっくりはとてもよくあることです。
実は、お腹の中にいる時からしゃっくりをしています。
苦しいわけではないので、基本的には様子を見て大丈夫です。
授乳後で吐き戻しが気になる場合は、少し抱っこして様子を見てあげると安心です。
鼻がフガフガ言っています
これも本当によく聞かれます。
赤ちゃんは鼻の穴が小さく、鼻の通り道も狭いため、少しの鼻水でもフガフガ聞こえやすくなります。
また、授乳後は呼吸が少し速くなることもあり、余計に気になることがあります。
機嫌が良く、おっぱいやミルクが飲めていれば心配ないことがほとんどです。
手足が冷たいけど寒いですか?
赤ちゃんは体温調節が未熟なため、手足が冷たいことは珍しくありません。
心配な時は、脇で体温を測ってみましょう。
一般的に36.5〜37.5℃くらいが平熱です。
暑すぎても寒すぎても負担になるため、服装や掛け物で調整してあげてくださいね。
このうんちの色、大丈夫ですか?
新生児のうんちは毎日のように変化します。
黄色いうんちになってくると、白いつぶつぶが混ざることがありますが、これはミルクや母乳の成分なので心配ありません。
一方で、うんち全体が白っぽい場合は注意が必要です。
母子手帳には「便色カード」が付いているので、一度確認してみましょう。
心配な時は、おむつを持って小児科を受診してください。
沐浴は毎日した方がいいですか?
皮膚トラブルを予防するためにも、基本的には毎日入れてあげるのがおすすめです。
ただし、発熱している時や体調が悪い時は、無理に入れず体を拭くだけでも大丈夫です。
赤ちゃんの体調を見ながら無理なく続けましょう。
吐き戻しやゲップが出ないけど大丈夫ですか?
「こんなに吐くんですけど大丈夫ですか?」
これも本当によく聞かれる質問です。
赤ちゃんは胃の形が大人とは違い、吐き戻しをしやすい構造になっています。
少量の吐き戻しで、機嫌が良く体重も増えていれば心配ないことがほとんどです。
気になる時は、授乳後に少し抱っこしたり、寝かせる時に顔を横向きにしたりすると誤嚥予防になります。
ただし、勢いよく噴水のように何度も吐く場合は受診が必要です。
また、
「ゲップが出ません。」
という相談もよくあります。
母乳の場合は空気をあまり飲んでいないこともあり、毎回必ず出るわけではありません。
哺乳瓶の方が空気を飲みやすい傾向がありますが、毎回2〜3分ほど背中を優しくトントンして、空気を上げるお手伝いをしてあげると安心です。
まとめ
退院後は、小さなことでも心配になることがたくさんあります。
病棟でも毎日たくさんの質問をいただきますが、その多くは赤ちゃんによくあることです。
もちろん、気になることがあれば一人で悩まず、小児科や助産師へ相談してくださいね。
少しでも安心して赤ちゃんとの生活をスタートできますように😊
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