「これって陣痛?それとも前駆陣痛?」
「何分間隔になったら病院に電話するの?」
「陣痛ってどんな痛み?」
初めてのお産では、分からないことだらけですよね。
今回は、助産師として分娩に関わってきた経験から、陣痛の数え方や痛みの特徴、病院へ連絡する目安について分かりやすく解説します👩🏻⚕️
※ここで紹介する連絡の目安は一般的なものです。施設によって指示が異なるため、妊婦健診で案内された内容を優先してください。
🤰そもそも「陣痛」って?
陣痛とは、赤ちゃんを子宮の外へ送り出すために起こる、子宮の規則的な収縮です。
痛みが強くなったり弱くなったりする「波」があるのが特徴。
そして、陣痛の間隔を測るときに大切なのが、
「痛くなり始めから、次に痛くなり始めるまで」
ということ。
例えば、
10:00 痛み始める
10:07 次の痛みが始まる
なら、7分間隔ということになります。
「痛みが終わってから次の痛みまで」ではないので、ここは覚えておくと◎です☝🏻
⏰「10分間隔」になったら陣痛?
一般的には、10分以内の間隔で規則的な子宮収縮が続く状態を陣痛と呼びます。
ただし、お産は教科書通りにはいきません😂
人間なので、みんなが突然、
「はい!10分間隔になりました!」
と始まるわけではありません。笑
いきなり5〜6分間隔で痛みが始まる人もいます。
反対に、10分を切らない不規則な痛みが続いて、それが徐々に間隔が短くなり、規則的な陣痛になっていく人もいます。
このように、陣痛が始まるまでの経過にはかなり個人差があります。
🌿 前駆陣痛って?
お産が近づくと、前駆陣痛と呼ばれる不規則な子宮収縮が起こることがあります。
例えば、
- 痛みの間隔がバラバラ
- 痛みが強くなったり弱くなったりする
- しばらくすると痛みが遠のく
- だんだん間隔が短くなるわけではない
など。
その後、徐々に規則的な陣痛へ移行していくこともあります。
「これ陣痛かな?」と思っても、最初は判断が難しいこともあります。
迷ったら産院に電話してOKです📞
「もう少し様子を見て大丈夫ですよ」と言われることもあります。
電話することをためらわなくて大丈夫ですよ☺️
😖 陣痛ってどんな痛み?
陣痛の感じ方も人それぞれですが、よく聞くのは、
「生理痛のような痛み」
です。
最初は、
「なんとなくお腹が痛いな」
「生理痛みたいだな」
くらいだったのが、陣痛が進むにつれて、
痛みが強くなる
痛みを感じる範囲が広がる
というように変化していくことがあります。
お腹だけでなく、腰や背中、お尻のあたりに痛みを感じる人もいます。
ただし、痛みの感じ方には個人差があります。
「この痛みなら陣痛!」と決まっているわけではないので、痛みだけで判断するのは難しいんです。
📱 陣痛アプリは使ったほうがいい?
最近は陣痛間隔を測れるアプリがたくさんありますよね。
もちろん、大まかな間隔を知るために使うのは便利です👌🏻
ただ……
陣痛アプリを必死に測り続けなくても大丈夫です😂
「何分間隔になった?」
「また測らなきゃ!」
「今何分だっけ?」
と時計ばかり気にしていると、逆に緊張して体に力が入ってしまうこともあります。
私たち助産師も、
「○分間隔になったら電話してください」
とお伝えすることはありますが、秒単位で正確に測ってほしいわけではありません。
「なんとなく痛みが強くなってきた」
「間隔が短くなってきた気がする」
くらいで大丈夫。
気になったときに少し測ってみる程度でもOKです👌🏻
そして、これは助産師あるあるですが……
「陣痛アプリでめちゃくちゃ正確に測ってます!」という人ほど、まだまだ元気に会話できてたりします🤣
もちろん個人差はありますが、測ることに必死にならなくても大丈夫ですよ。笑
📞 何分間隔になったら病院へ電話する?
ここは産院から指示されている内容を優先してください☝🏻
一般的には、
👶🏻 初産婦さん
5〜6分間隔くらいの規則的な陣痛
👶🏻 経産婦さん
規則的な痛みが出てきたら
というように案内されることがあります。
ただし、
- 自宅から病院までの距離
- 経産婦かどうか
- 無痛分娩を予定しているか
- 最終健診での所見
- これまでのお産の進み方
- 破水しているか
などによって、連絡するタイミングは変わります。
「○分になったら電話」というのはあくまで目安。
自分の場合はいつ連絡するように言われているのか、妊娠中に確認しておきましょう。
そして、
「これって陣痛かな?」
と悩んだら、電話して大丈夫です📞
⚠️ 間隔を待たずに連絡したほうがいいことも
「○分間隔になるまで待たなきゃ!」
と思いすぎないでください。
例えば、
- 破水した
- 出血がある
- 胎動がいつもより明らかに少ない
- 強い持続的な腹痛がある
- その他、いつもと違う症状がある
などの場合は、陣痛の間隔に関係なく産院へ連絡しましょう。
「何かおかしい気がする」という感覚も大切です。
🌸 陣痛は「時計」より「自分の感覚」も大切
陣痛が始まると、
「何分間隔?」
「あと何分?」
と、どうしても時計が気になってしまいます。
でも、お産は数字だけで進むものではありません。
痛みが強くなってきた。
間隔が短くなってきた。
痛みのときに会話するのが難しくなってきた。
そんな自分自身の変化も大切にしてください。
陣痛アプリは便利な道具ですが、アプリの数字に振り回されなくても大丈夫☺️
「なんか痛みが変わってきたな」
と思ったら、まずは一度深呼吸。
そして迷ったら、いつでも産院に相談してくださいね📞🌿
👩🏻⚕️助産師からひとこと
陣痛って、初めて経験する人にとっては未知のもの。
「これが陣痛なの?」
「まだ電話するの早いかな?」
「こんなことで電話していいのかな?」
と不安になるのは当然です。
でも、産院への電話は**「こんなことで電話していいのかな?」くらいで大丈夫。**
電話で状況を聞いた助産師が、
「もう少し自宅で様子を見てみましょう」
「そろそろ来院してください」
など、その時の状況に合わせて案内してくれます。
一人で悩まず、困ったときは頼ってくださいね☺️🩷
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