助産師として働いていると、
「カルシウムは意識しているけれど、ビタミンDはあまり気にしたことがありません。」
という声をよく聞きます。
実はビタミンDは、カルシウムの吸収を助ける大切な栄養素です。
せっかくカルシウムを摂っていても、ビタミンDが不足すると十分に活用できないことがあります。
今回は、妊娠中に意識したいビタミンDについてご紹介します。
ビタミンDの役割
ビタミンDには、腸でカルシウムやリンの吸収を助ける働きがあります。
そのため、赤ちゃんの骨や歯の形成だけでなく、ママ自身の骨の健康を守るためにも大切な栄養素です。
カルシウムと一緒に意識して摂ることで、より効率よく体に取り入れることができます。
妊娠中はビタミンDも意識しよう
妊娠中は赤ちゃんの骨の形成のためにカルシウムの必要性が高まります。
そのため体内でビタミンDを作る働きも高まりますが、現在の食事摂取基準では、妊娠中に食事から摂るビタミンDの推奨量は非妊娠時と同じとされています。
また、ビタミンD不足と妊娠経過との関連も報告されているため、不足しないように意識することが大切です。
ビタミンDを多く含む食材
ビタミンDは魚やきのこ類に多く含まれています。
例えば、
・鮭
・さんま
・いわし
・さば
・しらす
・干ししいたけ
・きくらげ
などがおすすめです。
魚はDHA・EPAも一緒に摂れるため、妊娠中に積極的に取り入れたい食材です。
日光を浴びることも大切
ビタミンDは、食事だけでなく、日光を浴びることで体内でも作られます。
そのため、体調や天候が良い日は、無理のない範囲で散歩をしたり、外の空気を吸ったりすることもおすすめです。
暑い時期は熱中症対策をしながら、短時間でも十分です。
サプリメントは必要?
基本的には、まず食事から摂取することがすすめられます。
食事だけで十分に摂ることが難しい場合や、医師から指示があった場合には、サプリメントを活用することも選択肢の一つです。
自己判断で過剰に摂取するのではなく、気になる場合は医師や助産師に相談しましょう。
まとめ
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、赤ちゃんとママの骨の健康を支える大切な栄養素です。
魚やきのこ類を上手に取り入れながら、適度に日光を浴びることも意識してみましょう。
毎日の食事を少し工夫することが、赤ちゃんの健やかな成長につながります。
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次回予告
「+50・+250・+450kcalってどれくらい?食べ物で例えると分かりやすく解説!」


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