妊娠中にカルシウムはどれくらい必要?赤ちゃんに取られるって本当?助産師が解説🦴🤰🏻

妊娠・出産

妊娠中は

「赤ちゃんにカルシウムを取られるから、たくさん牛乳を飲まないと!」

という話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

実は少し違います。

妊娠中はカルシウムの吸収率がアップする

妊娠すると、体は赤ちゃんに必要なカルシウムを届けるために、腸からカルシウムを吸収する力が高まります。

そのため、日本人の食事摂取基準では、妊娠したからといってカルシウムの付加量(追加で必要な量)は設定されていません。

でも安心していいわけではありません

付加量がない理由は、「十分にカルシウムを摂れていること」が前提です。

実際には、日本人女性のカルシウム摂取量は不足していることが多く、

20〜39歳女性の平均摂取量は約400mg前後なのに対し、推奨量は650mg/日です。

つまり、妊娠していなくても不足しがちな栄養素なんです。

カルシウムを取りやすくする工夫

毎日の食事で少し意識するだけでも取りやすくなります。

  • サラダにチーズやごまをトッピングする
  • 野菜炒めはほうれん草より小松菜を選ぶ
  • 干しえびやしらすを料理に加える
  • ヨーグルトにスキムミルクを混ぜる
  • シチューなどは豆乳より牛乳を使う

無理に牛乳をたくさん飲む必要はありませんが、乳製品や小魚、青菜などを組み合わせて摂るのがおすすめです。

授乳中もカルシウムを意識

授乳中も妊娠中と同様に付加量は設定されていません。

ただし、母乳を作る時期はカルシウム不足になりやすいため、引き続き推奨量を目標に食事を整えていきましょう。

まとめ

妊娠中はカルシウムの吸収率が上がるため、追加で大量に摂る必要はありません。

しかし、日本人女性はもともとカルシウム不足の方が多いのが現状です。

毎日の食事で少しずつ意識して、赤ちゃんだけでなくママ自身の健康も守っていきましょう😊

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